№838  久々の翡翠と喧しい行行子、、。。

葉桜の季節以降、散歩道ではとんと姿を見掛けなくなっていたカワセミが、久しぶりに美しい姿を見せてくれました。
オス・メスの番いの2羽でしたが、子育ては一段落したのでしょうか。

カワセミの鳴き声に気付いて見回したら、民家の玄関先のフェンスにとまっていました。
オスのようです。
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せわしなく飛び立った久々のカワセミは、稲作の季節で利根川を水源として満々と流れるようになった農業用水路のフェンスに場所を移しました。
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枯渇していた水路には、水と一緒に多くの魚が入ったことでしょう。


対岸の葛の弦にとまり、翅づくろいをするメスが遠望できました。
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冬の間、恰好のとまり樹だった馴染みの桑の樹は、この時季は枝や梢に葉を茂らせ実をいっぱい着けていました。
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いつものウォーキングコースから古墳公園に入ると、やがて
ギョギョシ、ギョギョシ
というやかましいオオヨシキリの鳴き声が響き渡っています。
ちょっとした葦原があり、南から渡ってきた野鳥のオオヨシキリの繁殖場所になっているようです。
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葦原のあちこちで盛んに鳴きまくっておりますが、声の割に姿は余り見せません。
カワセミは、オス・メスが互いに鳴き交わしますが、オオヨシキリは縄張りを主張するオスだけが鳴くようです。
葦原傍に植樹された立木の枝先でさえずっていました。
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⑧DSCN2015.JPG



嘴を大きく開けた口の中の赤が目立ちます。
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頭の毛をとさかのように逆立てて鳴いていました。
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それにしても鳴き声はやかましく、行行子(ぎょうぎょうし)あるいは仰仰子(ぎょうぎょうし)の異名が頷けます。





この記事へのコメント

佐久良爽
2024年05月24日 11:29
久しぶりに翡翠とご対面でしたか。
夏に向かって、木々が葉を茂らせてきたのでなかなか姿が見えづらくなりましたからね。
オオヨシキリは、バッチリと鳴き叫ぶ姿が捉えらえましたね~♪
素晴らし~♪
彩雲
2024年05月24日 18:33
佐久良 爽 さま
こんにちは。
カワセミとは久しぶりの対面でした。
鳴き声はしているようでしたが、姿は見えませんでした。
オオヨシキリは葦原でうるさく鳴いています。
夏鳥らしいからしばらくは賑やかだと思います。