№842 夫婦ユリ(ミチノクヒメユリ)、、

不作のため梅が出回らない今年はラッキョウ酢漬けの梅干しを作るのを諦めかけていましたが、ここにきて南高梅を手に入れることができたので、無事漬け込むことができました。あとは8月の土用ころの好天を見計らって干し上げれば家内の大好物が完成です。
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例年、梅雨入りの頃に開花する夫婦ユリですが、今年の梅雨入りは遅れています。
3日ほど前から咲き始めました。
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開花株が5本しかありませんのであっという間に終わりそうです。
これは以前に栃木県の山草店で求めた夫婦ユリの子孫です。
店主曰くミチノクヒメユリだろうとのことでした。
草丈は50㎝でコンパクト、5㎝程度の朱赤色花をほぼ1輪を咲かせます。
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私は日本のユリが好きで、ヒメサユリと夫婦ユリを育てています。
これらは種を蒔いて球根を育て、ウィルス病を発症させることなく開花させることができます。
なお、地植えや植え替えない栽培なら健全な球根の維持は比較的容易です。

今咲いている夫婦ユリは種から育てたものですが、山草店からやってきた親は既に消えました。
球根は2倍ほど殖えますが、種を蒔くと4~5年で開花します。
しかし、病気に罹りやすいので思い通りには殖えません。
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一昨年、2022年の秋に蒔いた夫婦ユリの実生苗です。
順調に育てば、2026年に初花が咲くでしょう。
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